ウィクロスカップ準優勝『優羽莉』
はじめまして!
富山でウィクロスをしているシルバーです。
主に地元や、名古屋に遠征に行くくらいで活動範囲がそこまで広くはありませんがみなさんよろしくお願いします!
今回は、ウィクロスカップ大阪で準優勝した優羽莉の構築についてブログの希望があったためブログを書かさせていただくことにしました。
まず始めに今回のブログの構成を書いておきます。
それなりに詳しく書くつもりですので、気になるところまでとばしてもらっても大丈夫です。
目次
2.ルリグデッキの採用理由
3.メインデッキの採用理由
4.回し方について
5.まとめ
1.デッキレシピ
まずはデッキレシピです!
ウィクロスカップ名古屋、大阪ともに同じ構築で出ています(名古屋ではプレミをして2-2でした)。
最近Twitterで見かけるものはスペル軸で、4に乗ってから三面開けしてアタックを繰り返す構築です。
しかし自分は、今の環境上序盤の防御が少なく後半にいくほど思うように点がとれないと考えているため、序盤から点要求がしやすいように要求カードばかりの構築にしました!
戦績を下記に載せておきます。
戦績
予選
一回戦 優羽莉 後攻○
二回戦 テロス 後攻○
三回戦 タマ 後攻×
四回戦 夢限 先攻○
トナメ
一回戦 優羽莉 後攻○
二回戦 遊月 後攻○
三回戦 リル 先攻○
決勝 タマ 先攻×
タマにのみ敗北、、
詳しい理由は最後のまとめをどうぞ!
2.ルリグデッキの採用理由
まずは、ルリグの選択から説明していきます!
ルリグについてですが、アーツとキー、コイン技を使うにあたりコインが4枚必要なため、1か3でコインを得る必要があります。
今回の構築だとシグニの2と3がそれぞれ8枚ずつ入っています。
そのため、3がリミット6、7だと面が立たないことが多く、1でコインを得て、3はバニラを採用しています。
では次に、キーの説明をしていきます!
まず、最初に張るキーとしてこれを選択した理由としては2つあります。
1つ目は、山からサーチでき、血晶武装を行う関係上で公開領域のカードを増やしたい優羽莉と相性がよく、バーストに埋まっているカードを確認できるためです。
2つ目は、自分のターンに「LoV」のシグニに2000パンプできることです。優羽莉のカードはパワーを上げたり、血晶武装をしたりすることで点がとれるよう調整されている感が否めません。そのため自分のターンだけでもパワーを上げてくれるこのキーは序盤から点要求するにあたりすごい役に立ってくれます。
同じような効果でタマキーがありますが、この型ではパワー上げが重要なため、こちらを採用しています。
次に、メインとなるキーです!
このキーはエナを払う代わりに出現時で回収、面空け、ダブクラ付与ができます。
この構築ではハンドを稼ぎづらく、メイン面空けも難しいため、使う効果は基本的に面空けと回収です。
張るタイミングは4に乗るターンが基本ですが相手の要求値が低くて上記の「AVAL科学財団」が残っている場合はそのまま要求しに行く場合もあります。
優羽莉のメイン防御といっても過言ではないカードです。
相手のパワー依存のため効果を2つしか選択できないことも多々あります。
しかし、アーツ、且つ限定なしで三面空けできる効果を持っているのが他にはコインを4枚別途する必要がある魔杖しかないため、優羽莉を使う上で欠かせないカードです。
効果がたくさんあるだけでも強いのに、アンコールもできて、実際に使わない効果がないくらい汎用性の塊です。
このアーツの登場によりすべてのキーが一面防御を手に入れてしまったわけですから、キーを採用することがほぼ確定しているキーセレクションでは確定枠といってもいいでしょう。
以後セレハピの略称でいきます。
最後にイノセント・ディフェンスです。
これは最後まで考えていた枠です。
グズ子のダイレクトを見るために必要な枠でこれがないと負けてしまいます。
しかし、実際使うと一面防御しかできない場合が多く、エナも重いため使い勝手があまりよくありませんでした。
別採用枠でママキーを考えていましたが、コインを得るためのエナ、さらに効果を使うためにマルチエナ含む2エナが必要なため採用を見送りました。
3.メインデッキの採用理由
優羽莉というデッキが血晶武装するために同名カードが2枚必要なため血晶武装するシグニはすべて4枚積んでいます。スペル軸だと見かけないカードの紹介は後半にしていきます。
アカズキンは相手のライフが二点からでも相手に勝てるため、1枚で相手にアーツを要求できます。相手のライフを削りきるまではずっと立てていたいシグニです。
ツクヨミはハンドを保ちにくい優羽莉において、回収効果を持ちつつ、血晶武装することで面要求ができるため、4に乗ってからは腐ることがほぼないです。
オズマ姫は公開領域のカードを増やせて要求カードを拾いに行ける、腐る効果がないため採用。
モルモーは序盤からハンドアドを稼げるシグニですが今回の構築では「点要求>ハンド」を意識しているため、キーでサーチするための必要最低限の枚数となっています。
アタッカーに枠を割きすぎた結果、減らせるカードがこれしかなかったのが一番の理由です。
サーバントQ2は血晶照射を打つ際、一番強い4以下バニッシュを使うために採用。
12000以下バニッシュはケアされるケースが多々あるため、4のかさまし枠です。
サーバントは花代&翠子キーで1枚必要であり、ガードできるだけ強いため多めに計10枚採用。
グレモリーの役割は2つあります。
1つ目は、「AVAL科学財団」を序盤で使わざるを得ない場合やセレハピで防御する必要がある場合で、2000パンプが失われてしまったときのパンプ要因です。
2つ目は、ミラーの血晶照射の三面空けや、遊月の真空斬撃のケアに使います。
ベルゲルミルはキーの効果で2000パンプ入るので3000以下バニッシュの効果を持ち、このカードのおかげで2帯からの三面要求が可能となっています。
自身のパワーが2000しかなく返しに要求されやすいことだけがデメリットですね。
オトタチバナは今までパワーをあげる手段が限られており、優秀なバニッシュバーストを持ちながらも使いにくいカードでした。
しかし、今回採用しているキーとグレモリーの登場により、かなり使いやすくなりました。
3帯での7000以下バニッシュのおかげで、じゃんけんが弱くても後攻からの三面要求がしやすいです。
清姫はオトタチバナに次ぐ3帯のアタッカーです。アタッカーのかさましができ、手札交換でサーバントを引きにいけたりと効果が3つもあるのは強すぎです。
4.回し方について
まずマリガンについてですが、自分はサーバント1枚、1シグニ2枚、ベルゲルミル、+αが理想だと考えているのでこのカード以外は基本的にマリガンします。
1帯の動きは理想がグレモリー、モルモーです。
後手で1シグニがいない場合は、キーで1シグニを持ってきますが基本的にはベルゲルミルをサーチします。
2帯はベルゲルミルでの点要求や、オズマ姫でハンドを交換して次の要求値を高めていきます。
3帯はリミット8を生かして、最大値のベルゲルミル、オトタチバナ、オトタチバナをめざします。
そのため、最低でもこのターンまでは「AVAL科学財団」をつけていたいです。
基本は大丈夫のはずですがミラーで先手を取られるとダークアリス、ダークアリス、アリスのダブクラ2面要求が来る可能性が高く、剥がさざるを得ないことがあります。
自分は大阪で2回優羽莉に当たり、このムーブを2回とも決められてしまいキーを剥がさざるを得ませんでしたw
このときほどじゃんけんに勝ちたいと思ったときはなかったです。
余談が入りましたが、3帯では相手のライフを2枚以下まで持っていけることを目標としています。
これは、次のターンのアカズキン要求がさらに重みをもつからです。
ライフが2枚しかないとアカズキンの攻撃を受けれませんからねw
4帯はライフを2枚まで削りきれた場合はアカズキン2面して気持ちよくなれます。
ただし、毎回都合よくアカズキンがたくさん見えている訳ではないと思うのでない場合は血晶武装せずにたてることもあります。
この場合は、仕方ないのでアタック時要求をいれて最大値の要求をしましょう。
先手の場合は相手のキーが残っていてセレハピが使える場合が多いため、アルティメットレイドは使えません。
しかし、後手の場合はエクシード払いのキーが張ってある場合が多く、アルティメットレイドを使うとかなり強いです。
基本はこのように要求をして、ライフをなくしてからはアカズキンからツクヨミにアタッカーのチェンジして三面要求を毎ターンして先にペースを握ってしまいましょう。
プレイングについてまだまだありますがすべてを伝えるのは大変なので今回は以上とさせていただきます。
5.まとめ
今回の優羽莉は、自分のなかでタマ相手も5割近くとれると思っています。
言い訳じみてしまいますが、大会ではポテイトさんの先4のセルフプリキャスタワーにより10分立たずに負けたり、決勝ではバウンスバーストで2回も点をとれなかったりと運が悪かったですね、、
決勝はアカズキンを2面立てていればとれる場面があったのでプレミさえしなければどのルリグに対しても5割はとれると思っています。
これを期に優羽莉の強さが伝わったらいいなと思いながら執筆させていただきました。
ブログを読んでみて気になった方は是非この型も使ってみてください!
もしも、気になることや疑問点があればTwitterの方にリプ、DMを送っていただければ返信します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!